=ファッションメンテナンスショップ『洗門館ふるかわ』です。=
  
シミ抜きからリフォーム&補修、クツ・カバンのお手入れなど、ご相談ください。
                                          
当店ホームページはこちらから

2012年06月17日

革製品の樹脂じみ…

革製品でよくある症状のひとつに

内側に使用してある接着芯地の樹脂の浸み出しがあります。



革の厚さが薄い部分への補強…


縫い糸の針目への補強…


ボタンや金具の取り付け部分への力布としての補強…


貼り合わせ部分への補強などなど


革のクツやバッグはもちろん、衣類にも色んな個所に貼ってあったりします。



この樹脂、結構厄介でして…

本体より相当早い段階で寿命が来てしまいます。


固まっているうちはまったく問題ないんですが、

融けると褐色のネバった液体になり革に浸みて表面化してきます。


Leather-bond1.jpg

こんな感じです。


今回は、このシミの除去のご依頼でした。


あれこれ手を尽くしました…

どうにもならず泣けました…


でも諦めません!



で、最終的にはここまで

Leather-bond2.jpg


何とか着用していただける状態までになりました。



ブランド、ノンブランド…


高い、安い…


クツ、衣類…


クリーニングをする、しない…


買ったばかり…


どんなことにも 関係なく 症状が表れるのが、


樹脂劣化!!


寿命が極端に短いです!!



コーティング、ウレタン、ストレッチ、ボンディング、接着…などの言葉が

新品時の紙絵札や取扱い絵表示にあったら思い出してください。


「たしか、寿命が短いんだったよな〜」と。



posted by smkmaster at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | しみ抜き
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/56531820
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック